くらしのサステナブルなアクションクイズ!地球にやさしいのはどっち?第2回

「サステナブルなくらしに興味はあるけど、具体的に何をすればいいの?」と思ったことはないでしょうか。環境や社会への意識が高い人がすること、というイメージがあるかもしれませんが、実は洋服の選び方から毎日食べるもの、キッチンでの習慣など、今のくらしを少しアップデートするだけで、サステナブルなアクションを始めることはできます。

そこで今回は、日々の何気ないシーンでどちらがサステナブルな選択なのかを考える「くらしのサステナブルなアクションクイズ」の第2回をお届けします。全10問の二択クイズにチャレンジして、サステナブルな選択をするヒントを見つけてみましょう。

問題は全10問!考えてみよう

くらしのサステナブルなアクションクイズ

Q1:服を買うなら、どっちがサステナブル?

①古着を買う
②新品を買う

Q2:ギフトのラッピング、どっちがサステナブル?

①華やかな柄の包装紙で包む
②シンプルなギフトバッグに入れる

Q3:洗剤を買うなら、どっちがサステナブル?

①量り売り商品を選ぶ
②詰め替え商品を選ぶ

Q4:海で日焼け止めを使うなら、どっちがサステナブル?

①紫外線吸収剤を使用していない日焼け止め
②紫外線吸収剤を使用している日焼け止め

Q5:卵を買うなら、どっちがサステナブル?

①ケージ飼いの鶏の卵
②平飼いの鶏の卵

Q6:毎朝飲むなら、どっちがサステナブル?

①牛乳を飲む
②豆乳を飲む

Q7:料理をするなら、どっちがサステナブル?

①旬の食材で料理
②1年中いつでも手に入る食材で料理

Q8:生ごみの処理方法は、どっちがサステナブル?

①ディスポーザーで粉砕して捨てる
②コンポストを利用して処理する

Q9:食器洗いをするなら、どっちがサステナブル?

①メラミンスポンジを使う
②セルロース製のスポンジを使う

Q10:ベランダに飾るなら、どっちがサステナブル?

①本物の生きた植物
②フェイクグリーン

正解と解説を見てみよう!

くらしのサステナブルなアクションクイズ

お疲れ様でした! それでは、各問題の正解と詳しい解説をチェックしていきましょう。いくつ正解できたでしょうか?

Q1:服を買うなら、どっちがサステナブル?
①古着を買う
②新品を買う

Q1の答え
A:①古着を買う

ファッション産業は、製造過程における「大量生産・大量消費・大量廃棄」が大きな課題となっています。

衣服を1着作るだけでも、水の大量消費、温室効果ガスの排出、裁断時に出る端材の廃棄など、地球には大きな負荷がかかっています。また、環境省の報告によれば、国内では毎日約1,300トンの衣服が、焼却や埋め立てによって処分されているのが現状です。

一方で、手放された衣服のうち、約3割が再び市場に流通します。消費者が「古着」を選ぶことは、3Rの一つである「Reuse(リユース:再利用)」に直結し、限りある資源を有効活用することにつながります。

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Q2:ギフトのラッピング、どっちがサステナブル?
①華やかな柄の包装紙で包む
②シンプルなギフトバッグに入れる

Q2の答え
A:②シンプルなギフトバッグに入れる

ギフトをラッピングする際は、見た目の華やかさだけでなく、過剰包装になっていないかを意識することが大切です。過剰包装は、資源を必要以上に消費してしまうだけでなく、使用後に廃棄物を増やす原因にもなります。

包装紙は一度破れてしまうと再利用が難しく、すぐにごみになりがちです。一方、シンプルなギフトバッグであれば、受け取った側が繰り返し使えるため、よりサステナブルな選択といえます。ギフトバッグは、自宅の収納袋やエコバッグとして活用してもらうのがおすすめです。

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過剰包装が環境にもたらす影響は?問題点や解決策としてできること

Q3:洗剤を買うなら、どっちがサステナブル?
①量り売り商品を選ぶ
②詰め替え商品を選ぶ

Q3の答え
A:①量り売り商品を選ぶ

洗剤などの日用品を購入する際、毎回新しいボトルやパッケージの商品を選ぶのではなく、詰め替えや量り売りができる商品を選ぶことは、プラスチック使用量の削減や、製造・廃棄時に発生する温室効果ガス排出量の削減につながります。そのため、どちらも環境に配慮したサステナブルな選択です。

ただ、詰め替え商品はパウチなどのごみが発生してしまい、かつマテリアルリサイクルが難しいという課題があります。その点で、ごみがほとんど発生しない量り売り商品の方がよりサステナブルな選択といえるでしょう。

※参考:ecostore「リフィルステーション -Refill Station-」

Q4:海で日焼け止めを使うなら、どっちがサステナブル?
①紫外線吸収剤を使用していない日焼け止め
②紫外線吸収剤を使用している日焼け止め

Q4の答え
A:①紫外線吸収剤を使用していない日焼け止め

紫外線吸収剤とは、紫外線を吸収して化学反応を起こし、紫外線が肌に浸透するのを防ぐ成分のことです。高い紫外線防止効果がある一方で、海に流れ出た場合、サンゴの白化を引き起こす要因の一つになる恐れがあると指摘されています。

サンゴは、多くの海洋生物のすみかとなるだけでなく、栄養を生み出したり、大気中の二酸化炭素を取り込んだりするなど、生物多様性の保全や地球温暖化の防止において重要な役割を担っています。ですが、白化が続くと、サンゴはやがて死んでしまうのです。

こうした背景から、海で使用する日焼け止めは、紫外線吸収剤を含まないタイプを選ぶ方がサステナブルだといえます。購入の際は、紫外線吸収剤を含まないことを意味する「ビーチフレンドリー」や「リーフセーフ」などの表示を目印に日焼け止めを選ぶとよいでしょう。

Q5:卵を買うなら、どっちがサステナブル?
①ケージ飼いの鶏の卵
②平飼いの鶏の卵

Q5の答え
A:②平飼いの鶏の卵

「平飼い」とは、鶏をケージに入れて飼育するのではなく、地面に放して自然に近い環境の中で自由に動き回れるようにする飼育方法のことです。ケージ飼いと比べて、鶏がのびのびと生活できるため、強いストレスがかかりにくいとされています。

このように快適な環境で飼育することで、家畜のストレスや疾病を減らして生産性を向上させる考え方は「アニマルウェルフェア(動物福祉)」と呼ばれています。平飼いは、そうした観点からも評価される飼育方法であり、よりサステナブルな選択といえるでしょう。

平飼いの鶏の卵は、パッケージに「平飼い」と書かれていることが多いため、ぜひ探してみてください。

Q6:毎朝飲むなら、どっちがサステナブル?
①牛乳を飲む
②豆乳を飲む

Q6の答え
A:②豆乳を飲む

毎日飲むドリンクとして、牛乳の代わりに豆乳をはじめとした「プラントベースミルク」を選ぶことは、よりサステナブルな食生活につながると考えられています。プラントベースミルクとは、植物を粉砕・抽出して作られたミルクのことで、豆乳の他、オーツミルクやアーモンドミルクなどが代表的です。

プラントベースミルクは、牛乳と比べて生産に必要な水の使用量が少ないことや、生産過程で排出される温室効果ガスが少ないといった特徴があります。そのため、環境への負荷が比較的低い飲み物とされています。

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Q7:料理をするなら、どっちがサステナブル?
①旬の食材で料理
②1年中いつでも手に入る食材で料理

Q7の答え
A:①旬の食材で料理

旬の食材を積極的に選んで消費する「旬産旬消」を心がけることは、サステナブルな食生活につながります。旬の時期に育てられた食材は、気候や環境に適しているため、生産や流通の過程で最もエネルギー効率が高いという特徴があります。

一方、旬ではない時期に栽培された食材は、栽培するための設備の使用などにより、エネルギー消費量や温室効果ガスの排出量が多くなってしまう傾向があります。そのため、料理に使う食材は、できるだけ旬の時期に作られたものを選ぶことが望ましいでしょう。

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Q8:生ごみの処理方法は、どっちがサステナブル?
①ディスポーザーで粉砕して捨てる
②コンポストを利用して処理する

Q8の答え
A:②コンポストを利用して処理する

生ごみは水分量が多いため、焼却処理を行う場合、多くのエネルギーが必要となります。そのため、生ごみの量を減らすこと自体が環境負荷の軽減につながります。

ディスポーザーとは、生ごみを細かく粉砕し、水と一緒に排水管へ流すための機器です。コンポストとは、生ごみや落ち葉などを微生物の作用によって分解し、堆肥に生まれ変わらせる容器です。

いずれの選択肢も生ごみを減量できるという点でサステナブルですが、エネルギー消費量がより少なく、資源の循環を実現できるのはコンポストだといえます。コンポストは市販されているので、まずは少量のごみから、家庭でもぜひ試してみてください。

Q9:食器洗いをするなら、どっちがサステナブル?
①メラミンスポンジを使う
②セルロース製のスポンジを使う

Q9の答え
A:②セルロース製のスポンジを使う

メラミンスポンジは食器をこするたびに、細かなマイクロプラスチックを発生させてしまう問題があります。マイクロプラスチックは、表面に有害な汚染物質が吸着しやすいため、排水とともに流れ出すと、海や空気などの環境汚染を引き起こす原因になってしまうのです。

また、海洋生物や鳥がマイクロプラスチックをエサと間違えて飲み込んでしまうことや、空気・水・食べ物を通して人間も体内に取り込む可能性が、世界的な課題となっています。

その点、セルロースなどの植物由来のスポンジは、使用してもマイクロプラスチックを発生させないため、環境への負荷を抑えることができます。吸水性や速乾性も高いため、使いやすさの面でも魅力的です。

Q10:ベランダに飾るなら、どっちがサステナブル?
①本物の生きた植物
②フェイクグリーン

Q10の答え
A:①本物の生きた植物

本物の植物は、光合成によって二酸化炭素を吸収し、酸素を放出してくれます。室内やベランダに植物を置くことは、見た目の癒やしだけでなく、日常の中で自然の循環を生み出せる行動でもあり、サステナブルな選択といえるでしょう。

一方、フェイクグリーンは手入れが不要できれいな状態を保ちやすい反面、二酸化炭素を吸収する機能はありません。また、多くはプラスチックなどで作られているため、製造時や廃棄時に環境負荷がかかり、使用後はごみになってしまう点が課題です。

サステナブルなアクションを少しずつ積み重ねてみよう

サステナブルなアクションクイズ、いかがでしたか?

できそうなことや気になったことがあれば、ぜひ取り入れてみてください。一つひとつは小さな選択でも、無理のないペースで積み重ねて習慣化すれば、いずれ大きな意味を持ちます。

このクイズが、今のくらしをよりサステナブルにアップデートするためのヒントになれば幸いです。

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