10周年を迎えたHAPPY WOMAN FESTAに参加。女性が自分らしく生きられる社会とは?【イベントレポート】

毎年3月8日は女性の権利向上やジェンダー平等、多様な生き方と働き方を考えて行動につなげる日である「国際女性デー」です。日本では、国際女性デーを「知る日」から「行動する日」へと広げるためのイベント「HAPPY WOMAN FESTA」が全国各地で開催されました。

今回は、3月5日開催の「HAPPY WOMAN AWARD」と、3月8日開催の「HAPPY WOMAN FESTA 2026 TOKYO」の様子をご紹介します。

HAPPY WOMAN FESTAとは?

3月8日の「国際女性デー」は、平和や安全、地位向上などの面で女性が達成してきた成果を確認する日であるとともに、今後の発展に向けて議論をする機会でもあります。そのため、3月8日前後には、世界中で国際女性デーに関連したさまざまなイベントが開催。

日本では、「HAPPY WOMAN®︎」が運営する「HAPPY WOMAN FESTA」が全国で開催されています。2026年の今年、10周年を迎えるHAPPY WOMAN FESTAは、国際女性デーを「知る日」から「行動する日」へと広げる目的で、トークセッションやワークショップ、表彰、展示、体験型企画などの企画を行いました。

「希望のロールモデル」を選ぶHAPPY WOMAN AWARD 2026

「HAPPY WOMAN AWARD」は、「女性一人ひとりが自分らしく生き、力を発揮できる社会の実現に向けて、新しい価値や選択肢を生み出し、行動を続けてきた個人および企業の取り組みを称える表彰制度」です。

HAPPY WOMAN FESTAの10周年を機に表彰制度を刷新して、「生き方・働き方・価値観の提示そのものが、社会にポジティブな変化をもたらしているか」という評価軸を新たに導入することで、「次の10年を照らす希望のロールモデル」を選定する制度へと進化しました。

2026年3月5日(木)にTOKYO FMホールにて開催された「HAPPY WOMAN AWARD 2026」は、東京都の小池百合子知事によるオープニングVTRから幕を開けました。

続いて、HAPPY WOMAN代表理事の小川孔一さん、国連開発計画(UNDP)のハジリアッチ秀子さん、HAPPY WOMANのアンバサダーを務めるタレントのLiLiCoさんがあいさつを行い、「企業部門」と「個人部門」の表彰へと移りました。

企業部門

企業部門は、次の基準で選定されています。

    1.女性を応援する姿勢・取り組み
    2.実効性・リアリティ
    3.共感と広がり
    4.継続性・将来性

そして表彰式では、次の5つの賞をそれぞれ受賞した7社が登壇しました。

PARTNERSHIP賞
共創・協働を通じてHAPPY WOMANの活動を支えている企業・団体に贈られる賞で、受賞したのは、「チョコラBBブランド」と「マリオット・インターナショナル」です。HAPPY WOMAN FESTA、HAPPY WOMAN AWARDへの継続的な協賛や参画が評価され、授与されました。

WORKSTYLE INNOVATION賞
働き方や組織づくりにおいて、新しいモデルを提示している企業を称える賞は、「パナソニック株式会社 くらしアプライアンス社」に贈られました。体調ナビゲーションサービス「RizMo」を開発し、ヘルスリテラシー向上に取り組む姿勢が評価されています。

SOCIAL IMPACT賞
事業活動を通じて、社会や生活者にポジティブな影響を生み出している企業に贈られる賞です。女性のキャリア形成における「見えない痛み」に着目した、「BeliEVE PROJECT」を推進する「エスエス製薬株式会社」と、女性人材の活躍推進を実現している「株式会社アイロムグループ」の2社が受賞しました。

HAPPY WOMAN BRAND賞
商品・サービスやブランド活動を通じて、女性の可能性を広げている企業を称える賞を受賞したのは、「味の素AGF株式会社」でした。タニタ監修の「ブレンディスティック」の開発など、女性のココロとカラダの健康に寄り添う商品開発や、ライフスタイル提案を推進した点が評価されています。

PIONEER賞
長年にわたって先駆的な取り組みを続け、社会に新たな価値を築いてきた企業・団体に贈られる賞は、ハリウッドビューティグループが受賞しました。「女性を元気にする美容」を掲げて創業され、美容教育や女性人材育成を推進し続けてきた企業です。

個人部門

そして個人部門は、次の基準で選定されています。

    1.社会へのポジティブな影響
    2.共感性・メッセージ性
    3.継続性・誠実さ
    4.未来への可能性

表彰式では、次の5つの賞を受賞した6名が登壇しました。

NEXT GENERATION賞
次世代に新しいロールモデルを示している個人を称える賞は、タレントでモデルの山之内すずさんに贈られました。SNSやメディアを通じて、次世代の価値観の形成にポジティブな影響を与えている点が評価されており、山之内さんは「自分に嫌われない生き方」を大切にしたいと語りました。

CHANGE MAKER賞
新しい視点や価値観を提示し、社会に変化を生み出している個人を称える賞は、東日本大震災を契機に地域女性のリーダー育成などを行った石本めぐみさん、日本独自の文化である「スナック文化」を未来へつなぐ活動を展開する五十嵐真由子さんの2名が受賞しました。

WELL-BEING IMPACT賞
心・体・社会のウェルビーイング向上につながる活動や発信を行っている個人に贈られる賞は、元バドミントン日本代表でスポーツキャスターの潮田玲子さんが受賞。「どこに行きたいか分からなければ、どの道を選んでも同じ」という『不思議の国のアリス』の言葉に気づきを得て、自分がどう生きたいのかを考えながら社会貢献活動に取り組んでいると語りました。

LEGEND賞
長年にわたって分野の発展に貢献し、社会に新たな価値観を提示してきた個人を称える賞は、映画字幕翻訳者の戸田奈津子さんに贈られました。好きな仕事を追い続けるために諦めたこともあるけれど、それでも自分の道を歩めたことを幸せに感じていると語り、「人が何と言うかを気にする必要はない」と若い世代へメッセージを送りました。

HAPPY WOMAN賞
自分らしい生き方・働き方を通じて、多くの人に勇気や希望、選択肢を与えている個人を称える賞を受賞したのは、モデル・俳優・歌手のアンミカさんです。性別を超えて互いを尊重し合い、心の目線を変えることで幸せは見つけられると語りました。

国際女性デー当日のHAPPY WOMAN FESTA 2026 TOKYOの様子をレポート!

HAPPY WOMAN FESTA 2026のテーマは、「しあわせがめぐる未来へ。Power to Me|わたしのHAPPYが、社会を動かす。」。女性の生き方・働き方・ウェルビーイングを考えるトークセッション、ブース、体験型プログラムなどが実施されました。

2026年で10周年を迎える記念イベントは、東京、大阪、愛知、北海道、石川、群馬、静岡、兵庫、大分の全国9都市・11会場で開催。東京会場は、国際女性デー当日の2026年3月8日(日)に国際連合大学(UNU)にて開催されました。

東京会場では、歌手の倉木麻衣さんや安倍昭恵さん、タレントのLiLiCoさん、キャスターの安藤優子さん、IMALUさんなどが登壇し、来場者にメッセージを伝えていました。

トークセッション会場もイベントブースも多くの来場者でにぎわい、終始活気にあふれていました。会場内のブースでは、企業や団体によるさまざまな取り組みが紹介され、日本の伝統的な茶道体験やウィッグの試着、寄付につながる商品の展示など、多彩な企画が展開。

来場者同士が自然と会話を交わし、情報交換が広がっていく様子が印象的でした。一つひとつは小さな取り組みでも、それらがつながり合うことで、女性のエンパワーメントを後押しする大きな流れへと広がっていくーーそんな可能性を感じる時間となりました。

アスクルは花王との取り組み「職場のロリエ」「学校のロリエ」で出展

アスクルは、女性のライフデザインや社会課題の解決に取り組む企業・団体によるブース出展に参加。HAPPY WOMAN FESTAを後援する、グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンのブースで商品展示を行いました。

展示したのは、花王と共同の取り組みとして推進しているアスクルオリジナルデザインの「職場のロリエ」「学校のロリエ」です。働く人たちの声から生まれた商品で、「トイレットペーパーと同じように生理用品も備品としてあれば、心配ごとが1つ減って、安心して仕事や学業に取り組めるかもしれない」という考えで開発されました。

ナプキンを収納するオリジナルBOXは、「アスクル資源循環プラットフォーム」の取り組みから生まれており、BOX本体は使用済みクリアホルダーの再生材から、フタ部分は花王のサニタリー製品の製造過程で発生した端材が使用されているため、環境にも配慮した商品です。

会社や学校で女性や女の子が安心して過ごせるよう、生理用品も備品として当たり前に常備される社会を目指すという考えに、多くの来場者が共感していました。

それぞれの立場から、自分らしく生きられる社会について考えてみよう

今回のAWARDとFESTAを通して見えてきたのは、女性活躍の推進が一つの大きな取り組みによって進歩するものではなく、それぞれの立場から社会をより良くしていく取り組みの積み重ねによって支えられているということです。

世界には今も、女性が自由に学び働くことが難しい地域があり、日本もジェンダーに関する課題は依然として残されています。こうした現状を踏まえて、女性だけでなく社会全体が互いを尊重しながら、自分らしく挑戦できる環境づくりが重要だと、改めて考える機会となりました。

今回ご紹介した商品
ロリエスリムガード
会社や学校で、突然生理がきても、安心して過ごせるように。
トイレットペーパーと同じように生理用品も備品としてあれば、
心配ごとが1つ減って、安心して日常生活を送れるかもしれない。
職場のロリエ/学校のロリエは、みんなの声からはじまった
ナプキン備品化プロジェクトです。
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